「きちめ学園」とは、鬼畜眼鏡キャラを模したキャラクター設定によって疑似学園生活を行い、刺されないように恋人を増やすプレイのことである。
ILLUSIONの新作「ジンコウガクエン」ではこんなプレイもできちゃうんだよという宣伝みたいなものなので、まあ、あまり気にしないで楽しんでいってほしい。
尚、このプレイでは「心の闇」を抱えた者による主人公キャラクター抹殺によるゲームオーバーが存在する。
誰か一人でも欠けた場合はその時点でプレイ終了ということにし、主人公を固定せずバランスをとってプレイしていきたい。

SchoolDays.2 恋人の座

前回までのあらすじ。 N克哉さんの戦績
M克哉さんの戦績
・・・ということで、W克哉こと眼鏡(M)&裸眼(N)のプレイスタイルの違いを簡単に設定してみました。
M克哉:落とした数が多ければ多い程ステータスになる!ランキングの王者目指して日夜片っ端から粉をかけまくるプレイボーイ。
N克哉:モテる男が全てを制する!操りやすい恋人はキープしつつ、じっくりと芽が出るまで待つ姿勢。狡猾かつ陰湿な切れ者。
王は誰だ?
では、Mr.Rさんに代わってこのゲームのシステムを説明して差し上げましょう。ごゆっくり、お愉しみください。
「ジンコウガクエン」では、きゃらめいくシステムにより、キャラクターの外見及び性的嗜好、そして性格(ボイスの高低)や氏名を個々に設定できるのです。
無改造状態では男子キャラの性格は4つしかないが、色々とファイルをいじることで女子の性格を使用することができるのです。低音で男子キャラとして使えるものも多いですね。
また、各キャラクターを作成したらゲーム本編でガクエンを設定し、座席表にメンバーを登録(3〜25名)するとゲームの始まりです。
毎朝PC(プレーヤーキャラクター)を決め、地蔵システムでNPC(非プレイヤーキャラ)のPCに対する好感度をチェックし、好きなキャラクターを攻略していくのです。
例え、ターゲットのNPCを恋人にしてもそれで終わりにはなりません。当然、放置すれば破局しますし、二股がバレれば修羅場になりますね。そして心に闇を持つ恋人と別れようとすれば・・・ふふふ。
ご無沙汰しております。
それでは、特殊能力を持つ謎の人物・Mr.Rがきちめ学園に転校してきた日に遡って、物語の朗読を再開しようではありませんか。
※Mr.Rの特殊能力によって、今後キャラクターの性格や外見が大幅に変化する可能性があります。ご注意ください。

PC:片桐稔の場合
それはいつも通りの朝でした。通学路の地蔵近くは6月といえども河原ですので、茂みに入って寝そべるとそれは涼しく過ごしやすい場所として、一部の生徒には人気がありました。
ふたりの克哉君もご多分に漏れず、熱く火照った身体を冷やすべく、仲良く寝そべっているのを通学途中に見掛けました。仲がいいのはいいことですよね。

今日も克哉君(M)は僕を予習に誘ってくれたり、お弁当に誘ってくれたりと何くれとなく構ってくれて、それだけで僕は幸せな気持ちになるのでした。
けれど、克哉君(M)が喧嘩した相手の澤村君が彼の悪い噂を広めているようで、日に日に克哉君(M)はクラスの皆から嫌われていくのを何もせず見ていることはできませんでした。
僕は皆に呼びかけました。克哉君(M)のことを気に掛けてあげてくださいと、教室や廊下で、会った人たち誰彼構わず呼びかけました。
日頃大人しい僕が何故こんなことをするのかと、皆不思議そうにしながらも、快く引き受けて下さいました。良い人ばかりの学園で、僕は幸せです。

澤村君とも仲良くなって、もう二度と克哉君(M)と喧嘩しないようにお願いしました。渋々とはいえ承諾してもらいました。でも・・・
おかしいですね。澤村君は僕のことを好きだと云うんです。付き合って欲しいとも言われました。

克哉君(M)もよくそういうことを言うので、案外お二人は気が合うのかもしれませんねと克哉君に話すと、物凄い形相で「澤村紀次には近づくな」って釘を刺されてしまいましたけどね。
僕のように社交的でなく、経験済みで、そして身持ちが固いとなれば敢えてターゲットにするまでもない路肩の石のようなものだと、僕はそう思います。
誰だって、頭のいい御堂さんや体力のある本多君、そして可愛らしい容姿と純潔を持った秋紀君、一途な太一君・・・彼らの方がずっといいに決まっているのです。
僕だって知っています。克哉君(M)が付き合っている相手のことを。
最初は本多君に告白され、流されるようにして付き合い始めたこと。いつも嫉妬深いせいで他の子と話をするだけで邪魔をされ、しかも運動能力が高いせいで校内のどこにいても見つかってしまうと君はのろけてくれましたよね。

次には彼の分身でもある、もう一人の克哉君。自分自身のことは自分自身が一番よく知っていると嘯きながら、何度断られてもしつこく迫っていた君を、君たちをそっと見詰めていたものです。

卑怯な手を使ったんだと打ち明けてくれた、その相手は御堂さんでした。"オレ"には負けたくなかったんだと、苦しそうに胸の内を吐露した君を、僕はどうやって慰めればいいかわかりませんでした。

怒涛のように、秋紀君さえも手中に収めた君は、まるで王者のようにふんぞり返っていましたね。秋紀君の心を繋ぎ止めるのが、どれだけ難しいことかも知らず・・・

誰に対しても優しい君を、僕はよく知っています。だからこそ、大勢いる恋人の一人にはなりたくなかったんです。
けれど、秋紀君に逃げられ、本多君にも別れを告げられ、そしてもうひとりの克哉君自身とも不仲になっていった君を見ていると、僕は我慢できなくなりました。
君が遠くに行ってしまったらと思うと、僕は・・・
ふとした拍子にそんなことを零してしまって、ようやく僕も自覚したのです。全てをひっくるめて、君を愛していることを。

でも、遅すぎたみたいでした。僕は分かっていて、告白をしたんです。ただ、君に知っていてもらいたかったから。そして、やっぱり君は優しい人でした。

僕は鈍足ですけれど、校内を懸命に走ってもうひとりの克哉君を探しました。僕は彼と仲がいいというわけではありませんし、克哉君(M)が僕に告白し続けていることを知ってか、態度が柔らかくなることはありませんでした。
姑息かもしれません。でも、元気になって欲しかった。次々に恋人から振られ、落ち込んでいるのは克哉君(M)らしくないでしょう。

大好きな人が他の人と仲良くしているのを見るのは辛いです。それは誰よりも僕がよく知っています。だから僕は克哉君(M)に直接言ったのです。
克哉君は克哉君を赦さなければいけないと。恋人が許してくれるように、君も許すことを知らなければ、王者になどなれないのだと。
例え成就しなくとも・・・
克哉君(M)は頑張りました。別れを告げられてもきっぱりと嫌だと言い、しつこく話しかけ、一緒にお弁当を食べたり、一緒に帰ったり。努力していました。
そしてようやく克哉君(M)はもうひとりの克哉君に「1番」だと思って貰えるようになったのです。
裏方役に徹してきた僕の役目もこれで終わりだと思いました。だってあとは二人の克哉君が共有する恋人・御堂さんだけが残ったのですから。
その日の夕方、僕はひとつ君にお願いをしました。放課後、帰る前に体育館裏に寄って下さいと。ただ一緒に帰りたくて。

「待て」と克哉君(M)が言ったので、僕は思わず止まってしまいました。気付けば周りに人はいなくなっていて、もうじき部活の時間でした。
ぎゅっと抱きしめられて、僕は驚きました。「待て」って、そんな意味のある言葉だったのでしょうか。君の腕の中で硬直している僕を少し笑って、克哉君(M)はまた唐突に言いました。

本当に?「愛している・・・・・・お前の返事を聞かせてくれ」と、本当にそう言ってくれたのは君なんでしょうか。
僕はうっかり聞き返してしまいました。

君の返事があまりにもらしくって、おかしくて。そうしたら、僕は素直になってしまっていました。心のままに、はいと言って、頷いてしまいました。
今までの経緯に反して、あまりにもあっさりと、僕たちは恋人同士になりました。そしてこれは後で聞いた話なのですが、御堂さんとはもう一人の克哉君を巡って喧嘩別れをしたそうです。
やっぱり嫉妬深い恋人を持つと大変だと打ち明けてくれる君ですが、僕にも嫉妬心位はあるんですよ。
恋人関係になった僕は今までの僕とは違うんです。君はまた玉座を狙うでしょうし、僕はそれを支えて上げるつもりです。でも、僕が君の一番でなければいやですからね。
<第二話・片桐編おわり。>
はい。それではここから解説いきます。片桐さんをPCにして克克の仲直り大作戦と同時に眼鏡の克哉さん攻略というのが当初の目的でした。
片桐さんの貞操が固すぎて全然落ちない、だがそれがいい状態でした。落ち込んでいる時に励ますコマンドは物凄く効きますw
そして、告白の成功率が低い(0%等)時は相手に告白させるしかありません。地道に会話や一緒に◎◎コマンドを積み重ねて攻略していきましょう。
悪口コマンドも使い様でして、例えば澤村の悪口を克哉君に吹きこむと「当たり前だ」とか言われる(YES)ので成功し易いです。
ただし、悪口が失敗するとそのまま自身の好感度が下がるので、澤村は人気がないキャラになってしまっていました。
あの人を気に掛けてコマンドは、対象一人にしか効きません。でも、修復不可能な位に険悪になったNPCを仲直りさせるには必須のコマンドです。
澤村と仲良くなる→コマンドが成功し易くなる→克哉と仲直りさせる これで人気度の回復を図った訳です。随分遠回りですがね。
待ち合わせに成功すると、コマンドの成功率が上がります。 裏庭に来て→次の時間に裏庭で一緒に帰宅コマンド→一緒に帰ることで浮気防止 という算段でした。
秋紀にゃんや本多や御堂さんが別れてしまったのは結果であって、片桐さんの作戦ではないと・・・思うんだけどなぁ〜w

では次回・本多編でミラクルを体験してみてください。プレイしててほんとに感動しちゃいましたもん。偶然ってすごいのね。
尚、JGLoggerによって裏であった事情を推測し、お話として再構成しています。あしからず。

めが☆にげ


は、もうちょっとだけ工事中なんだからねっ。                   web拍手 by FC2
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